
リフレクソロジーとは?
そもそも、リフレクソロジーとは、足裏や足の甲にある身体の臓器・器官に対応する「反射区(リフレックス・ゾーン)」という箇所を指で刺激し、各部位の働きを活性化させる民間療法です。
5000年もの昔から存在していると言われるこの療法による効果は、
- 身体本来が持っている自然治癒力を高める
- ストレスを解消させ、リラクゼーションをもたらす
- 血液・リンパ液の循環を促進し、細胞の働きを活性化させ、エネルギーの流れをスムーズにする
- 老廃物の排泄を促す
といったものが挙げられます。
しかし、小さな面積を揉みほぐすだけで、このような素晴らしい効果が期待される割には、現代において、足裏そのものがおろそかにされがちな場所であるのも事実です。
リフレクソロジストとしては、このような状況をみていると、残念でなりません。
足の裏が語ること…
足の裏は、私のようなリフレクソロジストだけでなく、マッサージ師など、足に携わる人間に、過去の病歴、精神や健康の状態を語りかけています。
足裏という場所は、その人自身の過去を刻むところなのかもしれません。
あるリフレクソロジストは、その著書の中で「虫垂炎の手術をした人の7割が、それに相対するポイント(反射区)に、小さな×印状のしわがある」と書いています。
また、胃の全摘出をした人の胃の反射区が、周囲よりくぼんでいるのを、私自身、施術中に感じたこともあります。
こんなこともありました。
私の古くからの友人で、何年か前に交通事故に巻き込まれ、頸椎を損傷し、首から下の自由を奪われてしまった人がいます。
先日、彼女の足を施術する機会を得て、おそるおそる触りはじめたところ、思ってもみなかった反応をしはじめました。
それは、大脳の一部である「脳下垂体」という親指にある反射区に、ピンポイントで圧をかけたときのことです。
間髪入れずに、親指以外の4本の指がピクピクと動いたのです。
まるで「痛いよぅ」と叫んでいるかのように。
この反射区は、日常的に頭を使いすぎていたり、ストレスを溜め込んでいる人がとても痛がるポイント。
痛みも、他人に触られているといった感覚すらもないはずの彼女の足も、例外ではありませんでした。
「本人は痛みとして受け止めてはいないが、ストレスは溜まっている。イライラもしている。だから、少し揉みほぐして欲しい。」と…。
このとき、「足裏の世界の不思議とその可能性」を、私ははじめて感じたのです。
リフレクソロジーを身近に
リフレクソロジーは、あくまでも民間療法であり、医師が患者の病を治したりする「医療行為」ではありません。
しかし、誰でもが自分の足を触り、揉みほぐし、その結果、自然治癒力が高まり、健康体に近づくことができるといった手軽さがあります。
もちろん、病の根源はきっちりと医療機関などで治さなければなりません。
リフレクソロジーそのものには、免疫力や自然治癒力を高めて、身体をニュートラルな状態に戻す効果はありますが、残念ながら、病気を完治させるまでの力があるとは断言できないのです。
施術中に、リフレクソロジストが「自分が対応できる症状ではない」と判断したら、適切な医療機関などへの受診をおすすめすることもあります。
いずれにせよ、足裏が発している「健康情報」を活用しない手はありません。
日頃、身体の全体重を支えてくれている小さな足裏に興味を持ってみませんか?
あなたの身近で、健康をサポートしてくれる頼もしき存在なのですから。
最後に…
世間では、「健康でいられることのありがたみは、それを失ってはじめて分かる」と言います。
まさに、そのとおりです。
私自身、13年ほど前に大病を患い、臓器摘出の手術を受けた経験があります。
それまで、入院すらしたこともなかったのに、ある日を境に「死」という言葉が脳裏をかけめぐり、改めて、健康の大切さが身にしみたのを、時々、思い出します。
そんな健康を気遣う人は、年々、増えています。
健康法も、次から次へと、たくさん出回っています。
何が自身に合うのか? 何がより永く続けられるのか?
選ぶのも大変な昨今ですが、その選択肢に「リフレクソロジー」、「足揉み」を加えていただけたら幸いに思います。